お子様の、このようなお悩み、ご相談ください。ご自宅で眼鏡を作りますので、しっかりお子様の課題と向き合い、ご提案させていただきます。
- 教科書や本の文字が見づらい、頭が痛くなる
- 近くを見る作業の集中が続かない
- 黒板の文字が見えづらい
- パソコンを診続けるのがつらい
- テレビやゲームを近づいて見る
子供の眼鏡、眼鏡をかけると眼が悪くなる?
「眼鏡をかけると眼が悪くなる」というフレーズは昔からよく聞きます。
眼が悪くなると思う要素として色々なことが考えられます。近視、遠視、乱視の屈折異常によっても違い、個々の目の調節力、または食べ物によっても視力の良し悪しは変わる、とおっしゃられる方もいらっしゃいます。
しかし、残念ながら、眼鏡によって確かに視力が悪くなることがあります。それは近視における「過矯正の眼鏡」や、本当は遠視なのに近視の眼鏡を作っていたり、遠視が全然足りなかったり、調節力や両眼視機能を無視していたり…。そのような「合わない眼鏡」によって、近視の方は近視が進んだり、遠視の方は調節麻痺になったり、見えづらくなる症状は様々です。
子供用の眼鏡を考えるとき、「成長期である」ことが、大人の眼鏡作りと異なるところです。成長期にはしっかりと見るものを見て、情報を取り込みながら生活をしていくことが脳の成長にも不可欠のように思います。
その上で、成長期であるということは、
- 眼鏡をかける、かけないに関わらず、眼球の形が変わっていき、近視化することがあります
- 眼鏡を掛けていなかった時は眼が頑張って、ぐぐぐーっと、ピント調節をしていましたが、眼鏡を掛けたとたん今までの調節は必要なくなり、掛け始めてから裸眼が見づらくなったと思うお子さまもいらっしゃいます
眼鏡を掛け始める時がどのくらいの視力かにもよりますが、その子の眼の状態は重要です。しっかりお話をきき、眼鏡のご提案をさせていただきます。
成長期の「見ること」
高校時代ラグビーに3年間を費やした方から聞いた話です。“花園を目指し、日々練習を重ねていました。強豪校ではなかったようですが、練習は辛かったとのこと、1年生の時25人いた同期は3年後には9人しか残らなかったらしいです。花園の予選は3年生の9月から始まります。早ければ始まりが3年生の引退となります。
あるチームメイトは勢いのあるパスをするのですが、方向が定まらない。ノックオン(ボールを前に落としてしまう反則)の頻度が多く、ボールがなかなか手に付かなく、力を伸ばせなかったそうです。
引退後、ふと聞いてみたところ、実は「見えていなかった」とのこと!?見えていないので、パスを出すべき相手の距離感が分からない。見えていないので、飛んできたボールの位置が掴めない。との答えでした。
視力の低下は少しずつ進んでいきます。急激な低下は眼疾患の可能性が強く、眼科受診に行く可能性が大きいと思いますが、特に近視の屈折異常は見えないことが、日常になり当たり前になってしまいます。スポーツの際ボールが見えづらくても、それが当たり前だと脳は認識をしています。
もちろん影響のない方もいるかもしれません。しかし、しっかりと見てちゃんと物事を捉えた方が脳の成長、運動の技術も向上していくのではないかと思えます。小学生、中学生、高校生というスポーツに取り組む重要な時期に「見ること」もまた重要なのです。